企画展「没後20年 ベルナール・ビュフェ 或る画家の航海」が、静岡のベルナール・ビュフェ美術館にて、2021年4月4日(日)まで開催される。戦後具象画の代表的画家、その軌跡
ベルナール・ビュフェ《自画像》1958年 油彩戦後具象画を代
ロレックス時計コピー表する画家、ベルナール・ビュフェ。パリに生まれたビュフェは、ナチスの占領から解放された第二次世界大戦終結直後のフランスで画家としてデビューし、研ぎ澄まされた線による人物描写で人気を博した。以後、約50年にわたって8,000点を越える作品を生み出し続けたのであった。「没後20年 ベルナール・ビュフェ 或る画家の航海」では、若くして注目を集めた当時の「ビュフェ現象」を振り返りつつ、初期から晩年にまでいたる作品を通して、ビュフェの姿を紹介する。ビュフェとその時代
ベルナール・ビュフェ《ニューヨーク:マンハッタン》1958年 油彩若くしてビュフェが注目を集めた当時、美術の主流は抽象表現主義へ、そして芸術の発信地はパリからニューヨークへ移り変わるさなかにあった。ビュフェは、そうした流れに対抗する具象絵画の旗手として期待を寄せられたのだ。本展では、戦争の痛みや時代の現実を描きだしたとされたその表現を作品でたどり、当時の背景を知る手がかりとなる写真などの資料も展示する。初期の作品群
ベルナール・ビュフェ《二つのテーブル》1950年 油彩ビュフェは19歳の若さで批評家賞を受賞。この頃のビュフェが描いた1940年代後半から1950年代にかけての作品は、時代を切り取り描いたものとして人びとを惹きつけ、「ビュフェ現象」に至るきっかけとなった。そして30歳にして晩年の画家に匹敵する作品数で回顧展を開催し、ビュフェへの注目はピークに達した。《アトリエ》といった初期の作品群からは、当時の高い人気を垣間見られるだろう。内面に迫る
ベルナール・ビュフェ《サーカス:ル・ピエ・ド・ネ》1955年 油彩約50年にわたって絵を描き続けたビュフェは、あくまで“具象”に
エルメス指輪コピーこだわった。会場では、大作《ドン・キホーテと風車》や表現主義的技法がみられる《皮を剥がれた人体》などから、ビュフェの画風の変遷をたどることができる。また、ビュフェが繰り返し描いたや場所に着目し、その内面にも迫る。展覧会概要企画展「没後20年 ベルナール・ビュフェ 或る画家の航海」
会期:2019年10月5日(土)〜2021年4月4日(日)
会場:ベルナール・ビュフェ美術館
住所:静岡県長泉町東野クレマチスの丘515-57
TEL:055-986-1300
休館日:水曜日(祝休日の場合は翌日休館)、2020年12月26日(土)〜2021年1月6日(水)
※最新情報は美術館ホームページを確認
開館時間:1月 10:00〜16:30 / 2〜3月 10:00〜17:00 / 4〜8月 10:00〜18:00 / 9〜10月 10:00〜17:00 / 11〜12月 10:00〜16:30
※入館は閉館30分前まで
入館料:一般 1,000円、高・大学生 500円、中学生以下 無料